東雲小学校保護者のみなさまこんにちは。東雲小PTA会長の沼田です。
このたび、令和7年度PTA総会に参加いただきありがとうございました。おかげさまで上程議案につきまして全てご承認をいただくことができました。皆様のご理解ご協力に改めて御礼申し上げます。ご承認をいただいたPTA本部18名(教職員4名・保護者14名)ともども1年間頑張って参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
私はPTA本部役員に関わって4年目、会長は2年目となります。その間、いつも心の隅にあるのが、『PTAなんていらない』という言葉です。「ただでさえ仕事や家事で忙しいのに、PTAの仕事なんてできない」「別にPTAがなくても何も困らない」会長を務めさせていただいていると、こういったお話をいただくことが多々あります。実際、江東区内でもPTA組織が存在しない学校はわずかですが存在します。その学校でも児童は普通に学校生活を送っています。そう、PTAは「必ず無ければならない組織」ではありません。では、なぜ東雲小学校にはPTAがあるのでしょうか?それは「必要だと思う方々がいるから」です。当たり前の答え、と言われるかもしれませんがそれこそがPTAの本質だと思います。私たち東雲小学校PTAは「子どもたちが笑顔で、安心して学校生活を送ることができるよう学校と連携して活動する」のが活動の目的です。私たちの子どもの頃(私自身はかなり昔かもしれませんが )と比べると、今の子どもたちは様々なストレスに囲まれています。進学問題、ITツールを介した人間関係などかつては無かった複雑な環境の中で過ごしています。家庭であれば私たちの目が届くところではあるかもしれませんが、一旦登校すれば子どもたち同士の世界です。にもかかわらず、東雲小の子どもたちはどこよりも健やかに穏やかに成長されています。他校のPTA会長と話をしてみてもそれは実感します。それは東雲小の先生方の細やかなご指導のおかげだと思っています。自分の大切な子供たちが通う学校環境をより良いものにしていきたい。そのために自分自身、学校運営に何らかの手助けはできないものか。
その『ツール』がPTAなのだと思います。「みんなそんなにヒマではない」という方もいらっしゃるかと思います。ですが、先日の運動会に運営ボランティアを募集させていただいた際には、すぐに募集を締め切らざるを得ないほど本当に多くの方が集ってくださいました。
そう、私たちは「ボランティア」です。昔の『役員決め・委員決め』のような強制されたものではなく、本当に必要だと思う方々が自発的に手をあげて集まった組織です。
「子どもたちが笑顔で、安心して学校生活を送ることができるために何ができるか」
その目的だけのために役員のみならず、多くの方がご入会いただいているものと感じています。
先日、PTA入会の意思確認書をお配りした際、返信の封筒に、「忙しくて何もできないため入会できませんが、活動には賛同しますので会費だけ納めさせていただきます」という方がいらっしゃいましたが、それは違います。東雲小PTAの理念にご賛同いただけているだけで立派な会員です。東雲小PTAのモットーはご存じの通り、「できる人ができる時にできる事をやる」です。忙しくて余裕がないのは仕方がありません。誰もが仕事や家事を抱えています。私たちPTAが大事にしているのは、「何ができるか」ではなく、「子どもたちや学校のことを考えたい」という思いです。同じ思いを持った仲間が一人でも増えることを心から望んでいます。
今年は「改修工事に伴う移転」が控えています。バス通学など子どもたち取り巻く環境が大きく変わることで、子どもたちの安全対策は勿論のこと、慣れるまでは精神的な負担も心配されるところです。そんな今だからこそ私たちPTAは、「子どもたちが笑顔で、安心して学校生活を送るために何ができるか」を考える必要があります。一人でも多くの考えを。一人でも多くのアイデアを。一人でも多くの協力を。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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